コラム

新シーズン ~新入部員の紹介~

2015.04.1

新シーズン到来。信州の春は遅いが、ここ数日温かい日が続いている。すでに松本山雅のJ1での戦いは始まっており、先日は初勝利も挙げた(おめでとうございます!)。我々も、4月5日にセカンドチームFC.マツセロナの長野県選手権が始まり、トップチームは19日に北信越大学サッカー1部リーグ、26日に長野県選手権とそれぞれの初戦を迎える。いつの日か、FC.マツセロナとトップチームで県選手権の決勝を戦うことを夢見ているが、まだもう少し時間がかかりそうかな。その時はどちらのベンチに入ろうか、などと、しばらくは妄想を楽しんでおこうと思う。

さて、すでに新入生も続々と練習に参加してくれており(残念ながら怪我までしてくれた新入生も…)、公式ツイッターでは何名か得点者として登場もしているが、ここで改めて紹介させていただこうと思う。

松商学園:唐澤 一輝、小林 哲也、高橋 航平、東城 圭祐、森 裕也
東京都市大学塩尻:束 浩樹、村岡 郁也
創造学園:滝澤 慧、茂澄 拓
美須々ヶ丘(VfB Ginsheim):上條功輝
明科:平林 和昌
上田西:小林 祐太
聖和学園(宮城):成田 聖
帝京長岡(新潟):種岡 優希
前橋育英(群馬):横山 和輝
山梨学院大付属(山梨):黒岩 伊吹
矢板中央(栃木):降旗 晃大
水戸啓明(茨城):谷川 健太朗
水戸桜ノ牧(茨城):井坂 仁紀
豊川(愛知):廣嶋 敬正

以上20名が現段階(3月31日時点)までに、いずれかのチームへ登録を完了している新入生である。

新2-4年生で部員数(選手)が21名(新4年生5名、新3年生6名、新2年生10名)。よってほぼ同数の新入部員を迎えることになり、全部員数は女子マネージャーも加えると45名(もう数名の入部があるかもしれない)。彼ら彼女らがしっかりと収まり溢れ出さない、それでいて中では自由に動き回れて窮屈さを感じない、そんな今まで以上に大きな入れ物、“器”が必要となりそうである。

“大きな器”は今シーズンのチームテーマ(ということは、小生自身のテーマ)でもあるので、これについては改めて書かせていただくことにする。

2015シーズンも松本大学サッカー部への温かいご声援を、是非ともよろしくお願いいたします!

部長兼監督 齊藤 茂

第10回 全て自分の責任

2014.09.23

 私が甘いことを言ったりやったりしていたせいで(コラムも書かず…)、後期に入りチームは3連敗。特に、前節は90分までリードしていながら、ロスタイムに2点を献上しての敗戦・・・。さすがにショックも大きかった。前期の成績から考えると、プロの世界なら監督は首になってもおかしくあるまい苦笑。

 要は大切なことをすっかり忘れて、少なくとも私は調子に乗っていた(心理学用語でいえばまさに「エゴ・インフレーション」の状態…)。省の弁しか出てこない。

 中島(2014)によれば、「本当の意味でのカウンセリングマインド(すべて自分が悪い)を実践していると、組織に問題など起こりようがない」という。それは、「他者を責めることがないから」である。(ここからは専門的になるが、「心理臨床の専門性は、全ての事象を“自らの課題として考える”性質を併せ持つことを要求されることにある」と言う。そして、(誤解を恐れずに言うと、と前置きした上で、)「他者の問題と認識しても、同時に自らの問題として考え続ける」、ということであると言う)。しかし、この3試合は改めて自覚を促される必要もないくらいに、私の采配や向かう姿勢に問題があった。勝負の世界は非情だと言われるが、そんなことはないのではないかと感じるようになった。むしろ多くの場合は(全てではないと思うが)、親切なくらいに、そうしたことは「結果」として教えてもらえる。今回も非常にわかりやすく、いくつかのことを教えていただいた。ありがたく受け止め、自分のこととして猛反省するしかあるまい。

 さて、いずれにしてもこれで前期の貯金はすべて使い果たした。ただ、幸いにも、まだほぼすべてのことが(優勝は無理だが)自力でどうにかなりそうな段階である。

 河合隼雄先生のご著書には、「後から考えて『よかった』と思うことは、多くの場合、マイナスの形をとって顕われてくるものである」とある。 注)齊藤ゼミのサッカー部員は皆読んだよね!!

 もう一度誠実に戦う準備を、今週はしっかりと整えていこうと思っている。

                                                                                                                                                                                                                       齊藤 茂

北信越大学サッカーリーグ1部前期(6試合終了)順位・前期総括

2014.07.23

42回北信越大学サッカーリーグ1部前期(6試合)終了時点での順位です。
前期は1試合を残し(本学のvs福井工業大学は後期へ延期)、2位が確定しました。
正直、(選手たちはどう思っているかわかりませんが)予想以上の結果です。

順位、大学名、勝ち点、得失点差の順となっています。

1 北陸大学 15 +22
2 松本大学 15 +3
3 福井工業大学 13 +2
4 金沢星稜大学 10 +17
5 新潟医療福祉大学 10 +4
6 新潟経営大学 7 +6
7 富山大学 0 -22
8 信州大学 0 -32

結果の詳細は、新潟経営大学サッカー部さんのHPへアクセスしてください(来シーズンには、本HPで結果も表示できるようにしたいと思います)。
http://www.niigataum.ac.jp/sports/soccer/top.htm

得失点差「+3」で、勝ち点「15」(5勝)。
得点は「10」で3番目に少ないのですが、
失点も「7」で金沢星稜大学さんに次いで少ない(こちらは立派!)。
課題は「得点力」、なんて言いません(とるべきところではとるべき選手が、(それなりに・・・)きっちりとっているので!)。

どちらに転ぶかわからない、苦しい戦いばかりでしたが、そんな戦いを通してチームは力をつけてきました。
正直、今は何かを手に入れつつある実感を、皆が感じていると思います。
しかし、それは手に入れたと慢心したところで役に立たなくなってしまう、そんな「何か」です。

スタメンの8名が1-2年生(直近の新潟医療福祉大学戦)という、まだまだこれからの伸びしろも大きいチームです。
今シーズンの目標達成に向けて、後期も粘り強く、誠実に戦っていきます。

さて、チームは一昨日から、しばしの試験前+試験期間休み(約10日間、7月26日のみ活動)。
勉強も、しっかりやります。

齊藤 茂

第9回 「勝つ」ということ

2014.06.11

今シーズン、とにかく勝っている。現時点で公式戦は8勝1敗。それも多くは昨年度まで格上の相手。指を折ってみると、すでに昨年度の1年分より勝っているな笑。一昨日(6月7日)の総理大臣杯北信越大会においても、準々決勝で新潟医療福祉大学を破り(延長戦の末、4-2)、初めて準決勝に進むことができた。医療福祉さんに勝ったのは当然(?)初めてのこと。確か3年前(現4年生が1年生の時)は、13-0だかで負けたな・・・(これはサッカーの試合だったかな苦笑)。
今回の総理大臣杯の組み合わせが決定した時点で、医療福祉さんとの準々決勝を、チームにとっては“決勝戦”と位置づけて準備をしてきた。つまり、北信越の大学サッカーでベスト4に入ること、これを明確な目標とした。

当たり前のことだが、スポーツは勝ちたい気持ちが強い方が勝つものである。試合中の要所要所で「戦い」に勝つことができた。それが唯一の勝利できた要因だが、よって勝つべくして勝ったとも言える。延長戦開始早々に先制されてからの3発で逆転勝利。気持ち(「魂」と言った方がよいか)次第でこうしたことが起こるからスポーツはおもしろい。

さてさて、スポーツの世界に限らず、「一生懸命頑張ろう!」という言葉をよく耳にする。しかし、一流選手は一生懸命頑張ってはいない(分析家氏)という。一流選手は意識しては頑張ってなどいない、それではレベルが低い、ということらしい。「(意識的に)一生懸命頑張ろうとしないと頑張れない」では、頑張り続けることは難しいのではないだろうか、と考えてみた。そしてある時、「『頑張ろう』と声を出すときの自分」に目を向けてみたら、「声でも出して頑張ろうとしないと頑張り切れない自分」の存在に気が付いた。
サッカーは前後半で90分間、走り続けねばならない。30℃をこえる日もある(人工芝の上はもっと熱い!)。明確な攻撃・守備の分断やタイムもない。そして、昨年度サッカー部を卒業した宮澤諒君の卒論によれば、Jリーグでも1対0のスコアが最も多い(宮澤,2014)という。つまり、勝負は一瞬にして決まってしまう。これがサッカーという競技の特性である。考えてみると、大変なスポーツだな・・・

 今シーズン勝っている、という事実。確かに、力のある新入生の加入もその一因であろう。しかし、改めてチームの現状を考えたとき、もっと大きな変化があるのを感じる。それは試合後、「もう走れない…」と倒れ込んで動けない選手が相当に多くなったこと。大学リーグの北陸さんとの試合後も、新潟経営さんとの試合後も、延長戦となった今回の医療福祉さんとの試合後も、ベンチは目にした光景である。少しずつ、一生懸命が当たり前(無意識的)の選手が増えてきたのかな。

こうした選手たちの誠実な取り組みにふさわしい「場」は、向こうからやってきた感じがする。ほんと自然とやってきた(当然、多くの方々のご協力のおかげであることは忘れてはならないが、こうしたご協力も含めて「場」とも思える)。「場」はやってくるもので、こちらから求めてもやってこないことも、以前分析家氏から教わった(と、私の解釈では思っている)。今シーズン、初めてチームに与えられた「場」。長野県選手権の決勝も、総理大臣杯の準決勝・決勝も、選手たちは驕ることなく誠実に、これまで通り戦うと思う。

ちなみに、ベンチにいる私の疲労度も(申し訳ないが)今シーズンはまるで違う。「見ているだけ」にも関わらず、試合が終わると辛うじて一杯やる力くらいしか、残っていないのです。

齊藤 茂

今節は北陸大学戦

2014.04.25

 2014シーズンが先週開幕し、初戦の金沢星稜大学戦を1-0で勝利することができた。後半25分過ぎ、選手が戦っている姿を見ていると涙が出てきた。「いかんいかん、まだ試合中だ。勝ったわけではないぞ、監督がこんなことでは・・・」。しかし誠実に戦う選手の姿を見て、「これならやられないぞ」という頼もしさ、そして強い確信のようなものもどこかにあった。ベンチで一緒に戦っている私がそう感じられるほどに、強い心で戦ってくれた。

 対戦相手であった金沢星稜大学さんは、昨年度の総理大臣杯で優勝し、リーグも上位と僅差の3位になった強豪校であり、リーグでの対戦成績も1-3、1-5で2戦2敗。そして成績だけではなく、その誠実な戦い・振る舞いには敬意を表していた。ここ数年は、その姿勢を勉強させていただくために、金沢まで遠征をさせていただいている。

 よって当日の試合前は、「やるべきことを誠実にやる」、「勝ちたい気持ちが強い方が必ず勝つ」ことを確認し、この戦いを「決勝戦」と位置づけ試合に臨んだ。そして、「みんなの人生を変える可能性もあるほどの大切な意味のある試合」となることも選手に告げた。試合後、ここまで来る過程を共にした多くの方から祝福をいただいた。泣いて喜んでくれた父兄がいることも聞いた。この相手に勝つことができたことを、我々は様々な面において自信にして良いと、正直そう思っている。しかし、同時に我々だけの力だけで勝ったわけではないことも、帰校後に全員で確認した。

 さて、今節は昨シーズンのチャンピオン、北陸大学戦。昨シーズンのリーグ戦では、こてんぱん(0-8、2-4)にやられた。0-8直後のミーティングで、「お前らがやったのはチャンバラだ」と評した。あの試合、相手は真剣(刀)で戦いを挑んできたが、こちらは木刀だった・・・という意味で言ったのだが、今思えば、私自身が本当に真剣を持っていたのか?持っている「振り」だけだったんじゃないか?途中で味方を見捨ててしまったのではないか?・・・。

 今シーズンは、「生きざま」を見せるつもりで、戦ってこようと思う。北陸大学さん、少なくとも「しっかり」は勝たせませんよ笑。

齊藤 茂

1 2 3 >

▲ページTOPへ